大好きな映画・ドラマの感想と俳優について気ままに書いています。 拍手,コメント大歓迎♪ 最近何かと忙しく更新できない状態ですがここで細々とやってます。 ★拍手ありがとう!! 励みになります。★

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リアル・シンデレラ

  1. 2010.12.01(水) _00:06:03
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リアル・シンデレラリアル・シンデレラ
(2010/03/19)
姫野 カオルコ

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初めて読む姫野カオルコの作品。
直木賞候補になった作品で題名に惹かれたのが正直なところ。
で、読んだ感想は。。。。
島崎藤村の匂いがする、信州が舞台ですから。。。
物語は周りの人のインタビュー形式を取るので宮部みゆきの「理由」を思い出す。

巷で言われる様に、そんな感動は・・って言うか悔しすぎる!!
何気ない小さな事で、感動出来る事は、それは実に幸せな事です。
おこがましい事を言わせてもらうなら、自分は泉に感性が似ていると言うか。。。
実際には家族には認められても、社会には認められにくいものだと思う。
純粋な思考は、子供だとか、馬鹿正直だとか、それを大人として素直に理解出来る人は普通ではなかなか存在しにくいと・・・。 そばにそんな良い子が居たら、周りはそんな感情を持ち合わせていない人には、その事にイライラするらしい。 
でも編集者の人たちには受けがいいと言う事は、家族の反応がおかしいと。。。。
たまに会う位なら受け入れられるが、しかしいつも一緒に居るならダメなのか?
閉塞感がある田舎の思考そのものに潰されそう。
周りの自然環境は素晴らしく、それに癒されるのは確かだと思う。
都会では活発に上手く自分を生かす事が出来る人が、田舎で、家族に押しつぶされてしまう。
泉は一体何処に行ってしまったの? 私にはそこが一番重要事項なんです。
これが解決出来ない事には本当の幸せはありえないと思うのです。
幸せは皆が言っている純粋な思考ではないのです。
本当の幸せは、自分らしく、存在を認められ、そこで生き抜いて行く事だからです。
生きている事が出来ていないのあれば、それは幸せではないのです。
実の母親にあんな扱いを受けて幸せな筈はない。
それを認めたくないので自分に言い聞かせていた思考とも言えなくはないのです。
だって一方では綺麗なお姉さんと言われているし。
ひどくなれば二重人格に成っていたのかも?です。
段ボールがそれを物語っている。 何かに没頭しなければ生き抜けない。
でも、小口との心の触れ合いがあって救われています、この物語。
その小口も結婚する女と人として心を通わす女(人間)とは、違う。
おとぎ話の「シンデレラ」は幸せになる。 
でも実際の物語は、目には目を歯には歯をの物語でどっちが?どっち?って言う事を聞く。
幸せになれない(生きてゆけない)ので「リアル・シンデレラ」なのでは?と思うのでした。
最後泉は自ら病院に囲われているのか?(ここら辺は村上春樹的)、
または誰も知らないよその町で、自分らしく暮らしているか?
後者であって欲しい!! その続きを書きたい欲望にかられたのでありました。
そんな文才はないので、泉の人生があまりにも悔しいので書きたいなぁと思っただけですが・・。
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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学

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蒼穹の昴

  1. 2010.09.11(土) _01:54:01
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蒼穹の昴(1) (講談社文庫)蒼穹の昴(1) (講談社文庫)
(2004/10/15)
浅田 次郎

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極貧の少年に与えられた途方もない予言 そこに「希望」が生まれた。
魂をうつベストセラー大作待望の文庫化!
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀(ウェンシウ)に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた2人を待ち受ける宿命の覇道。

かなり前にベストセラーで、かなり評判が良かった小説。 遅ればせ乍ら読みました。
いやぁ、素晴らしい~。 舞台は中国ですね、勿論。 
三国志の時代は他でも良く描かれますが、今回は日本では明治初期、西太后が居た、
ラストエンペラー前の清朝末期。 日本人がある種、中国の歴史を描いて魅せる作品です。
科挙の試験が出て来ますが壮絶です。 まぁ、だから中国のトップは猛烈な賢い人が多いのか?なんて。。。
韓国ドラマの歴史ものでも出て来くる「科挙」です。 中国からの産物なのって事が分かります。
しかし、主人公たちが魅力的ですが、本当の主人公は歴史の流れそのもの。
多少のフィクションはあるでしょうが、この作品を社会科の勉強の材料にしても良いと思う。
歴史に興味を持つ。 国を考えるチャンス。 
中国、内憂外患の時代、この作品でよんで、香港租借にかかわった大将軍李鴻章は凄い人物なんだと。。。
あの香港返還の世紀の瞬間は100年前の李鴻章の外交の手腕があってこそ!! 
敵乍らあっぱれじゃないですか!! 

作者浅田次郎氏が言っている通り「神に抗い 運命に立ち向かう人間 その勇気と凱歌」「この作品を書く為に生まれた」とか。。。
人生を運命を決するのは、自分の心次第。 人生に必要なのは、チュンルの通り勇気と少しのお金。
この本を読んでいる時は、ウィキペディアをあっちこっちリンクさせて中国を知ろうとしてました。
これは春に読み終え、明日から「中原の虹」を読みます。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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炎 流れる彼方

  1. 2010.09.11(土) _00:29:07
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炎 流れる彼方 (集英社文庫)炎 流れる彼方 (集英社文庫)
(1997/11/20)
船戸 与一

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霧のシアトルから欲望の街ラスベガスへ―。史上最強のハードパンチャーと無名の中年ボクサーの奇妙な対戦。その裏にひそむ巨大な諜略とは!?血と硝煙にみちた男たちの闘い。

最初ボクシングが絡んだ物語だからどうかな?と思ったが、俄然面白かった。
私はこの作品が船戸作品の私の中での1位2位を争う作品である。
シアトルと言う街が少し分かった気がしたし、ラスベガスの街も読んで感じるのは初めての経験。
いつもはアメリカの映画や、海外ドラマだけだからね。 
最後はカナダのロッキー山脈。 ここだけは行った事がある。
この作品には日本人以外のアジア人が出てくる。 そこも興味深い。
中年ボクサーの妻が出てくる。 この人が魅力的、最後の最後になってだが。。。

読んでいる途中、アメリカ映画(韓国ドラマじゃないです)のロン・ハワード監督、
ラッセル・クロウ主演の「シンデレラマン」となんか一緒じゃない?内容が??
映画には日本人出てこないし、この作品の一部だけを映画化した?
なんて思った程作品のそこの部分の内容が同じなんです。
まぁ、面白さは全然違うけど。 試合が終わった後の感動は同じだとは思うけど。。。
話の内容のスケールが違うわね。 今回船戸作品には珍しい若者が出て来ます。
若者は小説になると希望として作家が描く事が、作家の願いと共に多いんだなぁと。。。
これ発見しました。 皆感じてるか。。。私が気がつくのが遅かったのかも。。。
船戸作品お決まりの最後の場面の新しい扉への破壊の戦いが、これまた凄いが、
今回が女性が含まれている分、泥臭さが抜けて一番好きかも。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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山猫の夏

  1. 2010.09.10(金) _23:56:51
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山猫の夏 【新装版】 (講談社文庫)山猫の夏 【新装版】 (講談社文庫)
(1995/11/07)
船戸 与一

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ブラジル東北部の町エクルウは、アンドラーデ家とビーステルフェルト家に支配されている。両家はことごとに対立反目し、殺し合いが絶えない。そんな怨念の町に、<山猫(オセロット)>こと弓削一徳(ゆげいっとく)がふらりと現れた。山猫の動く所、たちまち血しぶきがあがる。謎の山猫の恐るべき正体はいつ明かされる?南米3部作第1弾。

今度はブラジルが舞台です。船戸作品は色んなところに連れて行ってくれます。
西部劇的なロミオとジュリエット物語。 ロミオとジュリエットの中身が薄いけれど。。。
取り巻きの主人公たちはダメダメな奴らばかり。
そこになぜか日本人が絡まっている。 主人公はあくまでも日本人。
弓削と言う名前が出てくるたびに、ゆげって読むんだと言い聞かせていた自分が居た。
情けない~。 実に骨太な、臭い立つ物語ですね。 
今作品は女がある種嫌らしい。 良い子たちも居る。
人間、欲が深いと自滅するね。 みっともないし。
ほどほどが良いねぇ、何事も。。。ある種自滅してみせる物語。
悪い奴らが図々しくのさばっている時代だからこその物語。
最後は痛快です。  
しかし、よくこのような物語をよその国を舞台に書けるものだと感心する。

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猛き箱舟

  1. 2010.09.10(金) _23:27:40
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猛き箱舟(上) (集英社文庫)猛き箱舟(上) (集英社文庫)
(1997/05/20)
船戸 与一

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誰かが言っている、皆かな?船戸与一の作品はどれも面白い、そして私もそう思う。
男のロマンが漂う作品群。 今はやりの、カッコばかりの女々しい男はお呼びじゃない!!

「内容説明」
野望と挫折、友情と裏切り。熱砂の西サハラ。日本企業の守護神と呼ばれる男“灰色熊"と正次が地獄の大地でくり広げる復讐の宴。

今回の舞台は西サハラです。 そんな所(国)全然知らない。 私これでも、若い頃、輸出、輸入業務していて、多少海外の地理分かっていたつもりで居たのが非常に恥ずかしい。
知らないところの海外事情も小説だと細かく書いてあるので、学ぶ事が多い分、知らない事が恥ずかしかったりもする。 見た事の無いアフリカのサハラを小説を読んでイメージする。 映画の残像を追うしか無いですね。
船戸作品はどれも分厚いが、ぜーん、ぜ-ん気にならない。
面白くてすぐ読み進むから。  ある男の野望と絶望。 最初からこの男は、良い男じゃない。
ひも的な男。 それが裏切りにあってから、男になる! その過程が面白い。
そして色々あった上での、その生き延び方にも。  
現実社会だって、今本物の男っ気のある人に巡り会うのもかなり難しい。
この作品を船戸作品の最高傑作という人も多い。 
でも、私は最初のプロローグ部分が、最後の場面に繋がって行く説明が弱かった気がするが。。?。

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Twelve Y.O

  1. 2010.09.10(金) _22:47:21
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Twelve Y.O. (講談社文庫)Twelve Y.O. (講談社文庫)
(2001/06/15)
福井 晴敏

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今日読み終えました。 私にしては短編です。
題名からTwelveは分かるにしても、Y.O.は何の略か?と最初から思っていたが、これが正に
本の、主人公の、作者の言わんとするところであった。
作家の福井晴敏氏は、同じメーセージを角度を変えて、各小説にして書く作家さんなんだと思いました。
今回は辺野古が舞台です。 そう、未だに決着が付いてないあの件です。
しかし、良く書けてるなぁ、何年も前なのに。。。。よって日本はその間、全く変わってないという現実。
だから非常に難しい問題なのでしょう。 青い目のおじさまが出て来ますが、この人の出所がまた奇抜。
そこが小説故に面白いところ。 これが現実に存在したら更に面白い。 有り得ない話でもないし。。。
福井さんは結構最後物理的に希望を残します。 
そこが救われて好きなのですが、今回はちょっと精神性での救いで、ちょっと残念です。
この作家の作品に出てくる20歳前後の少年が読んでいると皆、映画「亡国のイージス」の勝地涼君の姿になってしまいます。 彼が日本を救います、私の頭の中では。。。。

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川の深さは

  1. 2010.09.10(金) _22:23:32
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川の深さは (講談社文庫)川の深さは (講談社文庫)
(2003/08/08)
福井 晴敏

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福井 晴敏作品。 「亡国のイージス」以来かもしれない。 で、読んだ。 この作品も中々良い。
サリン事件と思われる事の真相が、何も知らない私にとっては、そうなのかも?的に心にずしりとくる。
対米、対北朝鮮、そして自衛隊。。。。 社会の知らない裏が見えて来ます。
で、この日本の国を裏で誰が命を張って守っているか? 泣けて来ますよ。 
なぜってそれを年端の行かない少年、少女にゆだねている我らに向けた情けなさと、
少年、少女の思いの一途さに。 現実社会で暮らしてる我々は知らな過ぎるんですね。
ある種警告とも取れます。 
で、この少年少女は親の愛を知らずに、逆に捨てられた事をバネに陰で自分を必要とする組織から
与えられた使命感で生きている訳です。
この作家は少年、少女に日本を託す書き方をします。 
中年のおじさんの、半分諦めた人生に活を入れる少年、少女のひた向きさに触れ、内在している強く優しくを取り戻し生き返るんですね。 で、少年、少女はおじさんに親から与えてもらわなかった愛を感じ取り、お互いが救われ、お互いを救う。 その人間的な愛で。。。的な内容が多いですね。
防衛関係の防衛道具の説明、専門用語が多いけど、そこは想像力を働かせてクリア。
[あなたへの問いかけ]
今前に川が流れています。 その川の深さはどれ位? 若い人に読んで欲しいなぁ。
日本を守るのは、我々なんです、本来は。。。。

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チルドレン

  1. 2009.12.18(金) _00:18:29
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チルドレン (講談社文庫)チルドレン (講談社文庫)
(2007/05/15)
伊坂 幸太郎

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若者に人気の高い伊坂 幸太郎氏作品。 最近彼の作品がテレビ化、映画化しているが
私はまだ見ていない。 ある程度多くの作品を読み終えてからと思っている。
小説「重力ピエロ」の出だし「ハルが二階から落ちてきた」は私には衝撃的な出だしだった。
川端康成の「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」に匹敵する位に。。

話は横に逸れた。この本は、短編集だが、どれも面白い。傑作の呼び声高い作品。
で、読み進んでいくと、人が物語でリンクしているんだなと気がつく。 それも巧いなぁと思う。
若者を描いている訳だが、ひと癖ある人が描かれる。 その中でも陣内は、癖が強い。
癖が強い人を今の若者は受け入れないであろうが、この物語では違う。
そこが若者に受け入れられているところなのかも知れない。 現実では無理である訳だから。
陣内の云うことは痛快である! はははと思わず大人は笑ってしまう考え方の面白さ。
盲目の青年の永瀬も魅力的である。 私なら惚れてるわぁ。
語り手は作品ごとに違うし、描かれる時代も違う。
でも大枠の見方をすると、長編小説のような感覚もある。
それ故、間の物語は?って前後を読まなくっちゃという期待感を持たせるのにも成功している。
だからパート2もある訳なんだ!! 

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虹の谷の五月

  1. 2009.12.17(木) _23:56:58
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虹の谷の五月〈上〉 (集英社文庫)虹の谷の五月〈上〉 (集英社文庫)
(2003/05)
船戸 与一

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旧ソ連崩壊後の第三世界。混迷の度合いを深める東南アジア。あらゆる価値観の見直しを求められる21世紀の冒険小説の指標を、少年の成長物語に託して巨匠がおくる冒険小説巨編、1300枚! 第123回直木賞受賞作。

この作品も好きだなぁ~。 
主人公はフィリピンの日本人の血が混じった13歳のトシオ・マナハン少年。
セブ島に祖父と住み、闘鶏用の軍鶏を育てる日々だった。
奥地の「虹の谷」にはゲリラがいて、トシオはゲリラたちの内紛に巻き込まれていく。 
少年の色んな事を経て成長していく姿が、お国の事情も絡ませ描かれる。 
闘鶏の事や、世界で一番大きくて臭い花のラフレシアの話も興味深い。
フィリピンの物語を日本人に関係する要素を交えながら描かれているので、
異国でも他人事のようには感じられないその表現の巧さ。
ちらりと日本人に通じる侍魂が見られるその心意気。
厳しい現実との戦い。 少年の飾らない正直な語らいで物語は進む。
船戸与一氏の作品の中でも、最後の終わり方に救いと希望がある作品との事である。
そこも気に入っている。 私にとっては納得の直木賞受賞作である。

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蚊トンボ白鬚の冒険

  1. 2009.11.17(火) _22:53:07
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蚊トンボ白鬚の冒険〈上〉 (講談社文庫)蚊トンボ白鬚の冒険〈上〉 (講談社文庫)
(2005/04)
藤原 伊織

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本当は題名からあまり読む気が進まなかったが、読んだら俄然面白い。
やはり期待を裏切らない作家です。 
人間の頭の中に蚊トンボが住み着き、パワーを発揮するという内容が奇抜。
「ダックスフントのワープ」寄りの作品ではあるが、イオリワールド炸裂。
ついて行けるかなと心配したが、最後はこの二人を応援している自分がいる。
ある種、こんな事が現実にあれば良いのにとさえ思えてくるのです。
いつものようにハードボイルで、やくざが出てくる。 今回主人公は若いです!
長すぎてあれ?ってとこはあるが、まぁ細かい事は抜きにして、
白髭・達夫コンビで読者を楽しませてくれてありがとう。
最後の終わり方は納得行ないけどね。 
きっと多くの人がそう思うだろうし、まだ続きを読みたい気がしてくるが、作者はコンビと一緒のところに、青空に、おぼろ月に飛び立ってしまった。 残念、無念。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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上海クライシス

  1. 2009.06.03(水) _01:14:22
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上海クライシス上海クライシス
(2007/04)
春江 一也

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元外交官の春江 一也氏が書いた、中国現代史とも取れる作品。 ウィグル自治区をも描き、北京オリンピック前に読んだが、オリンピックの騒動はなんぞや?がちょっと垣間見れる作品となっています。 フィクションですが、そうだとは言い切れない、現実味のある内容となってます。 しかし恋愛部分はちょっと描き方が甘いかな? でも世界、それも中国が見て取れるので興味深く面白いです。
砂漠が印象的!!

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砂のクロニクル

  1. 2009.06.03(水) _00:57:11
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砂のクロニクル〈上〉 (新潮文庫)砂のクロニクル〈上〉 (新潮文庫)
(1994/12)
船戸 与一

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初めて読んだ船戸与一作品。 この作家も好きになりそうだ。
民族の悲願、独立国家の樹立を求めて暗躍する中東の少数民族クルド。かつて共和国が成立した聖地マハバードに集結して武装蜂起を企む彼らだったが、直面する問題は武器の決定的な欠乏だった。クルドがその命運を託したのは謎の日本人“ハジ”。武器の密輪を生業とする男だ。“ハジ”は2万梃のカラシニコフAKMをホメイニ体制下のイランに無事運び込むことができるのか。山本周五郎賞受賞作。

クルドと言えば中東の映画の中で描かれる事が多い。 それを現実味を帯びた小説で描けばこうなるでしょう的な作品。 そこで日本人も登場だから、余計に興味深い。 上・下巻。 良い小説は長くてもあっという間に読み終えてしまう。 この作品も色んな国にまたがり綴られるので、そのお国柄も伺えて面白さ倍増。 それぞれの立場に置かれた、男の生き様も見て取れる。

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シリウスの道

  1. 2009.06.03(水) _00:44:58
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シリウスの道〈上〉 (文春文庫)シリウスの道〈上〉 (文春文庫)
(2006/12)
藤原 伊織

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好きな今は亡き藤原 伊織氏の作品。 この、いつもの無骨で不器用な男の主人公も好きだ。 広告業界を描いてビジネスネタが多いが、面白い。上巻終え、これから下巻。 この作品の中に『テロリストのパラソル』の9年後も少し覗いたり出来るのも嬉しい。  下巻どうなるか?とても楽しみです。 周りの脇もいい味出してます。 ドラマのDVDも出ているようで、読み終えたら見てみよう。 どっぷりイオリワールドに嵌ってます!! 

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ダックスフントのワープ

  1. 2008.11.18(火) _00:51:59
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30747002.jpg

大好きな「藤原伊織」のデビュー作。 
傑作のハードボイルド「テロリストのパラソル」とは、作風が全然違った。
 こっちは、まさしく村上春樹的な作風。 どこか、「星の王子様」的でもあるし。。。
で、今まで読んだ藤原伊織氏の作品は広告代理店の出身らしく、文章が理解し易く書いてあった。
こちらは、短編「ネズミ焼きの贈り物」」「ユーレイ」もそうだが、ちょっと哲学が混じってたりする。 
そして、ちょっと怖さを感じた。 作品の内容も、作家の云わんとするところにもちょっと怖さを感じた。そして悲しみも感じた。 そして、ちょっぴりな幸せも感じた。 
砂漠での物語は、究極の世界ではあるが、想像するのが楽しかった。
 
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李歐 

  1. 2006.03.10(金) _14:38:28
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高村薫 著
李歐よ君は大陸の覇者になれぼくは君の夢を見るから――

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VOTE (高村薫氏の李歐のキャスティングコーナー)

惚れたって言えよ―。美貌の殺し屋は言った。その名は李歐。平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は、その日、運命に出会った。ともに二十二歳。しかし、二人が見た大陸の夢は遠く厳しく、十五年の月日が二つの魂をひきさいた。『わが手に拳銃を』を下敷にしてあらたに書き下ろす美しく壮大な青春の物語。

いやぁ、読んで3日にもなるのに感動の興奮が収まらない。 ラストはなんて素晴らしいのだろう!! 今まで読んだ本で一番かもしれない。
男の裏の美学、哀愁、虚無感が全体を包む。 重厚だし。。。社会的な問題も含みながらだし。。。高村薫氏の本を読んでいると実に自分で映画を作っているかのような錯覚を起こされる。 実にリアリティー溢れている。 実際はこのような二人はありえないんだけれどね。
一彰と李歐の二人と、合田と加納の二人に共通するものが見え、ダブって見えたりもする。 同性愛の色が出ていると言われるが、人を好きになるのに私は男も女も無い様に思う。 このような型にはまらない人間愛があっても良い。
いやぁー、男に嫉妬してしまう!! キャスティングをずーーと考えている。 それで夜も眠れない。(笑) 私の中では李歐は若いけど「亡国のイージス」の勝地涼が決定! 身軽だし、美形だし。。でもやっぱ中国のショーン・ユーが良いかな? キムタクが良いかなぁ~。 そうそう李歐の踊りのくだりに「わが愛、覇王別姫」のレスリー・チャンを思いだしてしまった。   さてさて一彰の方は。。。難しいが堺雅人氏は如何だろうか?最初は李歐の方にと思ったが。。。  なんて一人ごち。。。
私メ、高村女史について行くっきゃないなぁ~何処までも。。。脳細胞が生き返り、今私の思考はお目覚め中。。。
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「夜の果てまで」「龍は眠る」「ため息の時間」「亡国のイージス」

  1. 2006.03.05(日) _23:13:14
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まだ仕事が閑散期なので、お暇なときは本を読ませて頂いている身分です。 仕事をしに行って仕事が無いと言うものきつい事ですが。。。
この2ヶ月で4冊読んで、その感想おば。。。

「龍は眠る」宮部みゆき
ずーと眠らせていた本。  流石に好きな作家。。。今回も面白かった。 現実にサイコパスっているんだろうか?と頭を過ぎる。 宮部氏は青年を主人公にする物語が多いよね。 恋愛描写も好き。 さらっとしているのが良い。 ちょっと切ないなぁ~。

「夜の果てまで」盛田隆二 
次何を読もうかと本屋に立ち寄り、帯に書かれたコメントを読み「最高傑作」「恋愛小説」の文字に惹かれ読んではみたが。。。今まで恋愛小説って読まないから挑戦してみたの。 作者も知らなかったし。。。
でも失敗でした。 私には性が合わなかった!! 
恋愛をしたことの無い、もてた事の無い女の嫉妬か。。。ハハハ
いやぁ、とても複雑で付いていけない私には。。。 
中学生の子供が健気だね!!

「ため息の時間」唯川恵
これは女性が書いた中年の男性たちのお話。 特に夫婦を描いている、男性側から。。。ちょっとびっくりした。
現実味のある感じ。。で、スパイスが効いてる。。大人の物語。 好きですこの世界観。 短編なのですぐ読める。 娘が良いよって言ったので読んだが中々の物。 男の人に読んで貰いたい。 主人に勧めよう。
恋愛小説って嫌いだったから読まなかったけど、読まず嫌いの「唯川恵」の作品を貪ろうかしらと。。。

「亡国のイージス」福井晴敏
やっと読めたって感じです。 これを読んで何度泣いた事か。。。
傑作でしょうね。 そんな事言い切って書いて良いのか。。。そんなに本を読む人でもないのに。。  映画なんてやっぱり興ざめ。。。
最後の終わり方も、珍しく納得のいく物でした。 そんなの中々無いよ。 誰かが死んだら嫌だなぁ~、後味が悪いなぁと感じるけど、これは何故か納得が行くんですね。 その先にはきっと希望が見えるからだと思う。 大学生の息子に読むのを勧めたら2行ぐらいで止めたんじゃないかな? バイトが忙しそうだから。。 同じ年頃の青年が主人公でもあるし、日本の未来を考えるなら読んで欲しかったけど。。。中々思うようには事は運ばないものです。

テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

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「刻印 」

  1. 2005.02.22(火) _08:51:04
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20050221235817.jpgレスリー・グラス著
仕事場に置いてあったので、暇な時間読んで行ってますが、結構興味深い本です。海外もののミステリーは初めて。。。
サンディエゴの砂漠で女子大生が体に不可解な焼印を押され殺された。同じ頃ニューヨークでは、新進女優に不気味な脅迫状が。。。。去年の夏に行ったニューヨーク(場所の位置関係が読んでいて大体分かるのが嬉しい)の中国系女性刑事の主人公と女優の夫である精神科医が犯人を突き止めていく物語。 良い作品と言うのは主人公達のキャラクターがしっかりしている事だなぁと改めて思った。 これも映画に出来る題材だと。。。最近アメリカの警察、刑事ものドラマCSIとかシールドを見ていたので、予備知識もあり余計面白い。アメリカで"「羊たちの沈黙」に匹敵するサイコ・サスペンス"と絶賛されたとか。。。


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テロリストのパラソル

  1. 2005.02.20(日) _16:01:14
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20050220092921.gif藤原伊織氏の史上初めて江戸川乱歩賞、直木賞同時受賞作となった小説。 以前から読みたいとずーっと思っていて、やっとこさ!! まぁ、読み応えありました。 と言っても文章が凄く重たいのではなく、逆に読みやすいのです。 情景が素直に頭に入ってくる。 って事はかなりの筆力があるって事かな?
主人公がまた男臭く、アル中でバーテン、でもなんだか魅力的なの!!  男の隠れた友情もあったり。。。(まだ途中だから予測は付かないが。。。) 私は全共闘の世代ではないが、でもその思いは凄く共感するものを持っている自分としては興味深かった。若い人に是非読んで欲しい。 読みやすい文章なので一気に読めてしまう。 さぁ、これから後半読み進んで行こう。

読み終えました。 偶然が重なり過ぎているきらいは否めないがきっとこの作品の優れているところは随所に伏線を散りばめてあり、読者にある程度先が読めるように面白さを提供しているってとこかな? 読者には堪らない旨味!! 登場人物の個性がはっきりしているし。。。 最後は読者の思う様に設定されていると思う。 しかし肝心の理由付けだけが分からず告白の容を取る。憎いね~(笑) いやぁ、映画にするなら登場人物を誰に配役するか考えるのも面白そうだ~。
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